こんにちはTMの山田です
本日は樹脂系サイディングのご紹介
プロの方でも知っている方は少ないかもしれません。
プラスチックの仲間である「塩化ビニル樹脂」を主原料としている外壁材です。
耐久性が高く凍害などにも強いことから、特に北米では50年以上も前から普及しておりシェア率は約50%を占めています。
ちなみに樹脂系サイディングは、日本でのシェア率はわずか1%程度と、かなり低いのが現状です。
もちろん今後普及していく可能性はありますが、多くの消費者の方にとってまだまだ認知されていない素材だと言えるでしょう。
なお、北海道・秋田・新潟などの寒冷地では、樹脂系サイディングの外壁を採用する住宅が比較的多く、施工を推奨している業者が多くなってきました。
樹脂系サイディングは、凍結してひび割れるようなことがほぼありません。
北海道や東北で採用されることが多いのは、特にこの点が大きなメリットになっているからだと言えるでしょう。
錆びや腐食の不安がほとんどなく、海沿いの地域でも塩害に強いという魅力もあります。
30年、メンテナンスがほぼ不要
樹脂系サイディングは素材自体に色(顔料)を練り込んであるので、色あせることがなく、再塗装が不要です。
今回のLIXIL製品は30年のメーカー保証付き!
また素材同士を重ね合わせる「オープンジョイント工法」で施工するため、
シーリング(コーキング)を使用する必要がなく、補修工事も不要です。
デメリットもあります。施工手間がかかるため
窯業系サイディング:約4,000~5,000円/㎡に対して
樹脂系サイディング:約8,000~10,000円/㎡
と非常に高価です。
施工業者も限られているため、商品を知りつつも断念をされた方もいらっしゃるかと思います。
しかしながらメンテナンスフリーの外壁は本当に魅力です。今後普及していくことと思います。
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