トイレの掃除をするときは、多くの方が便器を重点的に磨くと思います。
しかし、実は、便器よりトイレの床や壁の方が、汚れていることをご存じでしたか。
せっかく注文住宅で綺麗な家を建てたのに、すぐにトイレが汚くなるのは嫌ですよね。
そこで今回は、トイレを汚れから守る壁材と床材をご紹介します。
□トイレに適した壁材とは
トイレの壁が汚れる原因に、尿汚れが挙げられます。
用を足すときに飛び散った尿が、そのまま放置されると尿汚れに繋がるのです。
特に、トイレに壁紙を採用していた場合、壁紙は水分を吸収するため、汚れは落ちにくくなります。
このような状態を避けるために、2種類のトイレに適した壁材を紹介します。
1つ目は、ビニールクロスです。
塩化ビニールでできているため水分に強いのが特徴です。
また、水分が吸収されることなく楽に汚れを落とせるため、トイレの壁材としてよく使われています。
加工がしやすい、安く手に入れられる、デザイン性が高いなどの使い勝手の良さから、人気の壁材の一つと言えるでしょう。
2つ目は、タイルです。
タイルは、トイレ以外にも、キッチンや浴室などの水回りでも使われています。
お手入れが簡単なため、普段は忙しくて掃除ができない方におすすめでしょう。
さらに、タイルの一種であるエコカラットは、調湿性や消臭効果も持ち合わせているためカビの発生率が減少し、気になる臭いもカットしてくれる優れものです。
□トイレに適した床材とは
トイレの床も壁と同じように、尿が飛び散るため汚れています。
汚れていると分かっていても、掃除が億劫に感じることもありますよね。
そんな時は、掃除がしやすい床材を選んでみてはいかがでしょうか。
以下の床材を参考にしてみてください。
*クッションフロア
トイレの床材として、クッションフロアが一番利用されています。
クッションフロアは、ビニール製のシートのため耐水性があり、汚れが付きにくい特徴があります。
汚れたとしてもサッと拭くだけで、綺麗になるためお手入れも簡単でしょう。
また、色やデザインもラインナップが豊富なため、トイレのイメージに合ったものを選べます。
*フローリング
フローリングは、廊下との境目が気になる方がよく選ぶ床材です。
しかし、一般的なフローリングは水気に弱いため、コーティングが施されたものを使用しましょう。
コーティングの種類によって水や傷、洗剤に強いフローリングがあるため、用途に合ったものを選んでみてください。
*フロアタイル
名前にタイルと付いていますが、原材料は塩化ビニール樹脂の床材です。
傷の付きにくいものや洗剤に強いものもあるため、トイレに適していると言えるでしょう。
お手入れは、水拭きで汚れが取れないようであれば洗剤を使用してみてください。
また、定期的なワックスがけを行うことで汚れにくくなります。
□まとめ
今回は、トイレで使いたい壁材と床材をご紹介しました。
壁紙ではなく、壁や床を水分が吸収しにくい材質にすると、お手入れが簡単になることがお分かりいただけたと思います。
トイレに適したものを使うだけで、普段のお手入れの手間がグンと減るため、是非検討してみてくださいね。
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