伝統的なお盆スタイルは8月13日の初日、迎え盆から
始まります。先祖が宿る仏壇の前に、盆だなをつくって
お供えをします。これは故事に基づいたもので、位牌を
こちらに移し、お線香や花、ロウソクなどで飾りつけ、水や
果物、野菜などを供えます。素麺や落雁、団子、おはぎなど
地方や宗教によってお供えものは違うようです。
ナスやキュウリでできた馬のようなものを見て、なんだろうって
思いますよね。これは先祖様があの世とこの世を行き来する乗り物
なんです。行きはキュウリの馬で、はやく家に戻ってきてもらい、
帰りはナスの馬でゆっくりと・・・・・
そんな思いがこめられているといいます。そして先祖への目印となる迎え火
を玄関口や近所で炊いて、お盆の当日を迎えます。それを送り火で見送って
いくのです。
自分がいまどうして生きていられるのか、存在しているのか、当り前
ですが両親がいたから、先祖がいたからです。1年に一度ちょっと立ち止まって
みて、はるかな命のつながりに思いを馳せてみたいものです。
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