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無垢の柱

こんにちはTMの山田ですup
 
日刊新聞の記事に構造材の割れは瑕疵か?木材業者に責任説明はあるか?という記事があった。
 
柱の割れが裁判になり、結果、木材業者の全面勝訴になったとのこと。
 
当社も構造材はHEIG工法の場合は国産ヒノキの集成材。これはこれで単位当たりの強度は1.5倍にもなり強力である。
 
 
個人的には・・一本物の無垢の木を使用するのが好みです。集成材が好きではないからです。
無垢柱には当然、芯もちの無垢材。無垢材を使っている以上、柱が割れるのは自然な現象として当たり前のことです。インターネットでは乾燥が甘いからだとか、割れは良くないとか書かれているページもありますが・・
だから大手ハウスメーカーの家はみんな集成材・・・。
 
1本の木で1本しか取れない芯もち材の柱は乾燥度が進むたびに割れてゆくのが普通。
通常、大壁構造で柱が見えない状態で仕上がる場合は背割れも入れないでそのまま割れたまま使う。上棟してから完成までにも割れる。
家が仕上がって住んでいるときにも割れる。
和室などの見える柱の場合は、壁の中に隠れて見えなくなってしまう面に予め背割れと言って割れを人工的に入れておく。
そうすることで、どこに出るか分からない割れを予め入れた割れに吸収させようと予防する。
 
しかし、あくまで予防で、計算どおりいかないのが自然の素材。
乾燥の甘い含水率20%以下に満たないグリーン材で家を造り割れてしまったのなら配慮に欠けるということで確かに責められてもしょうがないことかもしれないが、
人工乾燥でも、自然乾燥でもちゃんと乾燥した材料を使っても割れが出てしまうことがある、それが本物の木を使うことのリスクです。
 
新築なのに最初から柱が割れている!これは直してもらわなければ困る!そんなことを言う人に本物の木の家に住む資格はない。それは断言します。
 
割れる心配のない、工業製品の集成材で家をつくるしかない。
接着剤で木の木っ端を貼り合せた無垢材は100年先は歴史がないのでわからない。
本物の木を使えば、割れる、痩せる、隙間が出来る、反る・・ある程度は当たり前のことです。ですが歴史がある。
 
余裕の持てる人に住んで欲しいです。木の家には。
 
最近、当社にくるお客様から良く聞くことがあります。
木の家に住みたくて、自然素材とか、木の家とか宣伝しているところに家を見て廻っていますが、木の香りのしない家ばっかりだと。
当社の無垢の家に住んだ人は着ている服にまで木の香りが移るくらい木の香りがします。モデルハウスだって玄関ドアを開けた瞬間に木の香りがする。
 
先日、モデルハウスに来たお客様で木の香りがする。なんともいえない空気感と言っていただけました。無垢の木と漆喰の空気感ですね。
 
そして洞窟のような涼しさを味わってください。
 
本物の木は、割れます、痩せます、反ります、隙間ができます。しかしそんなことがどんなにちっぽけなことだと思える素晴らしさが本物です。
 
 
塩尻 松本で自然素材の新築・リフォームを検討の方はAIWA匠へ