近年、天然素材が注目されています。
天然素材とは人工的に作られた建材ではなく、自然にあるものを活かして
使う建材のことを指します。
今回は、その中の一つである珪藻土(けいそうど)をご紹介します。
珪藻とはワカメや昆布などと同じ藻類の一種です。
植物プランクトンとも呼ばれ、肉眼では見えないほど小さなサイズの生物です。
そして珪藻には細胞の周りにガラス質でできた殻があり、この殻が海や川の底に溜まり積もって化石化したものが珪藻土になるのです。
珪藻土は極めて小さい穴がいくつもあることが特徴です。
この穴のおかげで調湿効果を持ちます。
調湿効果とは湿度を調節してくれる性質のことで、夏のじめじめした日には湿気を穴に吸い込み、冬の乾燥した日は穴から水分を放出して湿度を上げてくれるのです。
調湿効果のおかげで、夏でも冬でも室内を快適な湿度に導いてくれるでしょう。
また、珪藻土は耐火性や断熱性にも優れています。
珪藻土は内壁に使われることが多いですが、その表面の模様をさまざまなデザインにすることができるのでお好みの内壁に仕上げることができるでしょう。
家を建てるときは珪藻土の利用を検討してみてください。
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