こんにちはTMの山田です
先日お客様と機器選定の中、聞かれました。
「お風呂の残り湯、洗濯に使っても大丈夫?」?
数年前からTOTOのシステムバスにはOPで風呂の残り湯を洗濯機に汲み入れる設備があることは知っていましたが、
機器オプション40000円程度+配管工費20000円程度もかかる。メンテナンスも必要なことから、あまり普及はしませんでした。
お風呂の残り湯を洗濯に使っていますか?
ウェザーニュースが2019年に行った調査によると、「使っている」が3,376人(34%)、「使っていない」が6,694人(66%)という集計結果になったとのこと。(回答数9692人)
一晩放置で1000倍に増える風呂水中の細菌
衛生微生物研究センター(東京都葛飾区)が風呂水の中の細菌数を入浴人数別で調べています。お湯を張った直後は1ミリリットルあたり数十個程度だったものが、
入浴直後は数百個から数千個、一晩放置したのちは数十万個から数百万個と急増しています。入浴直後に比べて一晩放置すると細菌が約400~2000倍に増えていたという!?
ただ、「風呂水中の細菌の多くは人と共生関係にあったもので、通常はそれで病気になることはありません」(同センター)。
それでも残り湯を放置することは細菌に大量増殖の場を与えるため、風呂水はできるだけその日のうちに利用したほうがよいそうです。
残り湯洗濯のメリット
家庭用浴槽の湯量は約200リットル。大量の残り湯をお洗濯に使うと、とってもお得。節水・節約はもちろん、エコにもなるということです。
さらに、お湯の温度を高く保っておいてその日のうちに洗濯に使えば、洗剤の酵素の働きがアップして、汚れ落ちもよくなるそうです。
それでも「残り湯の汚れがつかないか、清潔に洗えるのか」という不安を抱く方は少なくないと思います。
湯温を高く保つため、風呂から上がったらすぐにふたをのせて湯が冷めないようにするほか、2つのポイントを挙げています。
湯をできるだけ清潔に残す
湯船には体を洗ってから入り、タオルを入れないようにします。
残り湯は「洗い」の過程で使う
洗剤には、一度繊維から落ちて水の中に出た汚れを洗濯物に再付着させないという機能があります。
残り湯の汚れも同様ですので、残り湯は「洗い」の過程で使い、「すすぎ」の際には水道水を使うようにしましょう。
残り湯の使い道は、洗濯のほかにも植木の水やり、災害時など非常時の備えなどいろいろありますが、
量的にもお洗濯に活用するのが一番おすすめだそうです。
災害時のトイレを流す水にはとてもいいと思いますが、私個人的には実はお風呂の残り湯を洗濯には使っていない人です。
あえて言えば・・・自分は一度体が浸かったお湯を使っての洗濯への二次利用は生理的にちょっと無理という若干潔癖なところ持っています。
要は風呂の残り湯を洗濯に使う場合は、できるだけ湯船のお湯を汚さないように気をつけましょうということですね。
松本 塩尻 岡谷で自然素材を使った新築 リフォームを検討の方はAIWA匠へ!