家の材質にこだわるなら、自然素材！自然素材の家について解説します

自然素材の家とは

自然素材の家とは、化学物質を含んだ、人工的な材質を使用していない、または多用していない家のことを指します。ナチュラルな外見だけではなく、さまざまなメリットがあるために、家を建てるなら自然素材の家、と考える方は多いのです。

自然素材の家のメリット

自然素材の家にはさまざまなメリットがあります。

見た目、肌触りともに優しい

自然素材は工業製品では出せない温かみや、優しい感触が魅力です。また、1つとして同じものがない個性も、使うほどに愛着が湧く理由です。

有害物質が少ない

化学物質を含んだ集成材や新建材を使用することによって起こる、シックハウス症候群や化学物質過敏症などの心配がありません。

調湿、断熱効果が高い

自然素材には調湿、断熱の効果が高いものが多く、家の結露防止や、部屋を快適に保つ効果が期待されます。

いつか自然に帰る

自然素材の建材はそのまま放置されるようなことがあっても、いつか微生物に分解され、土に帰っていきます。自然素材の家は工業製品で建てられた家に比べ、環境に負担をかけることなく処分できるのです。

家の材質に使われる自然素材にはどのようなものがある？

家の建材として使用される自然素材には、どのようなものがあるのでしょうか？一般的なもの3つご紹介します。

無垢材

多くの住宅の建材として使われる木材は、集成材と呼ばれる木材です。集成材が小さく切った木材を乾燥させ、接着剤で固めたものであるのに対し、無垢材とは自然の中で育った原木から、使用する大きさに挽き割り、乾燥させて作った木材のことを指します。無垢材は建材になったあとでも呼吸を続けるため、湿気が多いときには空気と一緒に水分を吸い、乾燥しているときには内部の水分を吐き出します。それにより、部屋の湿度を調節し、部屋を快適な状態に保つとともに、結露を予防する役割も果たすのです。

また、無垢材にたくさん含まれている空気の層には、断熱効果もあります。無垢材は、夏はさらりとして冬は温もりを感じる肌触りの良さも特徴です。無垢材をフローリングに使った家は、裸足で過ごしたくなる気持ち良さがあるのです。

珪藻土

珪藻土は珪藻という植物性プランクトンの殻が化石化してできた硬い土です。昔から火に強い土として煉瓦などに使われてきました。住宅では壁の仕上げ材として使用されます。色の豊富さ、独特の質感が特徴です。珪藻土は湿気を吸う能力が高く、家の結露や湿気の対策として有効です。

漆喰

漆喰は石灰岩を焼いて水を加えた、水酸化カルシウムを原料とした塗料です。耐火性に優れていることから、日本では昔からお城や蔵の壁に多用されてきました。漆喰は吸臭性、吸湿性に優れ、結露を防ぎ、アレルギーの原因であるカビやダニを防止する効果があるといわれています。つるりとした滑らかな質感が特徴で、和室、洋室ともに対応可能な使いやすい塗料です。

「株式会社AIWA匠」の無垢木材の床

「株式会社AIWA匠」は、「本物の木の命の中で、優しく人間の命を育んでほしい」というテーマで、家の中で最も大切な場所である、家族の集まる空間を無垢素材でまとめました。

無垢の床は寒い冬でも冷たくなりません。無垢材は他の素材よりも断熱性に優れているため、触れた時に身体から奪われる熱の移動が遅く、木を触ると暖かいぬくもりを感じるのです。

木は細胞の中に空気の層を多く含んでいるため、吸湿性・保湿性にも優れています。無垢材は家を湿気や結露から守り、いつまでも心地よい空間に保つ役割を果たすでしょう。また、裸足で無垢材に直接触れることは脳を刺激し、さらにはリラックス効果ももたらすため、健康に良いとされています。

弊社の無垢木材の床で、自然を生かし、私たちが生かされる、そんな身体に優しい家づくりをしませんか？

まとめ