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無垢の床

こんにちは、TMの山田です🎶


当社には自然素材、本物の木の家に住みたい、木の家がいいと来てくれるお客様がたくさん来ます。

殆どのお客様は本物の素材、木の魅力に魅せられて来てくれるのですが、

かなり少数の確率でそもそも本物の木の家に住んではいけない人もいます。

例えば床ですが・・・
通常ハウスメーカーや建売住宅の床には本物の木の無垢床はあまり使われていないことが多いです。

 

↑合板フローリング

 

↑無垢のフローリング

みんな合板を基材に薄い単板を貼ったフローリングというもの。

もしくは、最近は表面材に薄い単板も貼らずにシート貼りになっているフローリングもあります。

もちろん否定はしません。適材適所で一長一短がありますが。

無垢の木の床について、長所と短所を下記のように単純に言われていることが多い。
■長所
あたたかみのある木の質感
経年劣化を楽しめる
長持ちする、ぶよぶよにならない
調湿作用がある
心地よさ
身体にやさしい

■短所
変形する。反る、隙間があく
汚れや傷がつきやすい、凹む
床なりが発生する可能性高い
価格が高い

無垢床に比べて合板フローリングの床は、傷や汚れがつきにくいし、掃除も楽だし、反ったり痩せたり暴れたりしない。

床鳴りも起こりにくい。それでいて安い。いいことばかり。
しかし、10年後くらいにその素材の違いは出てくることもある。

良いか悪いか。自分に合うか合わないか。正解はその人なりです。

本物の無垢の木の床に住んで、傷をつけないように暮らすのは無理。反らない床はない。隙間のあかない床もない。

床鳴りだってなることもある。柱も割れるし、梁も割れる。塗壁だって縁切れして隙間があくしひび割れもします。
でも、それが許せないなら本物の木の家、自然素材の家に住む資格はそもそもないと思っています。
10年目の点検に行くと本当に笑顔で迎え入れられます。ありがたいです。